カンジダ菌を暴れさせない予防策

カンジダ属の真菌(カビの一種)、カンジダ菌自体は、口の中や皮膚、腸管、膣内などにふつうに存在している菌のひとつです。異常に増殖したりしなければ、“悪さ”をすることもありません。そのきっかけさえ与えなければ問題はないのです。

では、そのきっかけとは――。

別のページでも、たびたび触れていますが、まずは自身の免疫力を下げないことが第一となります。カゼ、蓄積した疲労、ストレスなどによってからだの抵抗力、免疫力が下がることで、さまざまな症状が発症してくることになります。どんな病気にも共通していえることですが、基本は規則正しい生活ですね。

第二は清潔を保つこと。特に女性では、下着やナプキンなどの取り替えなどにも気を配って清潔を保つ、入浴時にもきちんと体を洗う(膣内に関しては、洗い過ぎにも注意)など、当たり前のことにも気を配りましょう。時期的には、生理の前後の時期がかかりやすいといわれていますから、要注意です。

免疫力を下げないという意味では、カゼなどの病気で処方された抗生物質を服用しているときは、とくに気をつけます。カンジダ菌とバランスをとって均衡を保っている菌が、抗生物質によって死んでしまい、カンジダ菌が増殖してしまう危険性があるからです。

また、膣カンジダ症でいえば、ほかの性行為によって感染する性病を予防する意味でも、コンドームは欠かせません。ただし、カンジダ菌に関してはコンドームだけでは予防しきれないですし、すでに菌を持っている人も多いわけですから、増殖させない工夫が大切になってきます。